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最終更新日:2012年08月10日

TeamDFMインタビュー「開催会場Lokayata Gallery タンメイさん」


会場を提供してくださる、Hauz Khas Village のLokayata Galleryさん。
オーナーファミリーの一員であるタンメイさんに、お話をうかがいました。

「商売ではなく、ギャラリーのマネージメントをしている、という認識なんです」

少し照れながら、静かに話し始めたタンメイさん。

「ここはもともと、文化的な交流・イベントのために設立された場所です。
ですから、日本式のフリーマーケットのような、文化的なイベントは大歓迎です。
残念ながら、私自身は日本でフリーマーケットを見学できたことはないのですが、
日本人が企画し、日本人が参加し、日本人の集まるイベントならば、
きっと素敵なものになることでしょう」

日本人に対して、どのようなイメージをもっていますか?

「日本人は、つねに『準備』のできている人々だと思います。
新しい試みにも準備を怠らず、そのために最大限の努力をする。
ほら、今のあなたたちが、まさにそうでしょう。
イベントまでまだ2ヶ月もあるのに、すでに会場の計測まで終えている(笑)」

東京に住んでいらしたとお聞きしましたが。

「私の人生観が変化したのは、日本に住んだ経験のおかげなんですよ。
以前の私は、自分のことばかり考えていました。
でも、日本人は違います。
日本人は、人のため・社会のために、自分に何ができるのかを考えるんです。
その態度は、すべての場面に表れています。
電車に乗ったら、携帯電話の使用を遠慮する。音が誰かの迷惑になるから。
歩道では、人にぶつからないように注意して歩く。人に痛い思いをさせたくないから。
実は、先の震災のときにも東京にいたのですが、
誰もパニックを起こさず、われさきにと出口に押し寄せたりもせず、
冷静にオフィスにとどまって、できることをさがしている。
そんな日本人の行動をみていたら、私も自然にこう思えたんです、
『私は、ここでいま、何をすればいい?』
って。
日本の被災地の復興を、心から祈っています。
今回のイベントの会場費は、震災復興のために寄付するつもりです」

このイベント企画について、どんな印象をおもちですか。

「ここでは、家に住むときも家を出るときも、大家さんは何にもしてくれませんよね。
自分ですべてやらなければいけない。
そんな中、自由に不用品を売買できる場があれば、
在留邦人の、大いなる助けになると思います。
デリーを去る人と、今からデリーに来る人の橋渡しができて、
モノも無駄にならず、有効活用されるんですから、素晴らしいことです」

最後に、デリー近郊に住む日本人の皆さんに、メッセージを。

「心は誰にも見えないけれど、心づかいは見える。
日本滞在中に耳にした言葉です。
(実行委員会注:ACのテレビCMで使われた、宮澤章二さんの詩の一説です)
これこそが、私が日本人から学んだ大切なことです。
このイベントを通して、それをまた実感していくことになるだろうと、
いまから楽しみにしています」

Lokayata Gallery

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